沿革
1990年6月7日
- 沖縄出身の野宿労働者であった比嘉さんによる刑事事件が起こる。
- 比嘉さんを「支援する会」が発足。
- 「支援する会」のメンバーと野宿労働者との出会いがあり、野宿労働者を支援するための活動が始まる。
1991年6月24日
比嘉さん、逝去
1992年1月
- 「久留米越冬活動の会」が結成。
- 越冬の炊き出しとパトロールが行われる。
2002年
- ホームレス自立支援法(10年間の時限立法)の成立。
- 小頭町公園で炊き出し、医療相談、生活相談を始める。
2006年9月
- 「特定非営利活動ホームレス支援久留米越冬活動の会」発足。
2011年
- シェアハウス「のぞみの家」開設(定員5人)
- 居宅支援・交流支援のために「希望の家」を開設(21室)
- 元ホームレス等自立支援プログラム事業を受託
2012年
- ホームレス自立支援法(5年間延長)
- 農地借地、荒地開墾、試験栽培が始まる。
- 「久留米キラリ事業」指定(単年度)
2013年
- 「芋でつながるプロジェクト」(地元小学生とコラボ)
- 農業体験による社会的居場所作り支援事業
- 「生活保護受給者健康管理支援事業」受託
2015年
- 「元ホームレス等農業体験就労準備支援事業」受託
- 生活困窮者自立支援法
2016年
- 生活困窮者一時生活支援事業を受託
- 希望の家3室を一時生活支援者のために使用
2017年
- ホームレス自立支援法(10年間延長)
2018年
- ホームレス自立支援等に関する基本方針
2021年
- 希望の家の4室を一時生活者のために使用
理念と願い
目標
命と生活の危機に直面されたホームレスの方々、生活困窮者の方々の命と生活と人間としての尊厳を守り、日本国憲法に保障された「すべての国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」という生存権を重く受け止めて支援すること、また、すべての人が平等に与えられた命を生き生きと輝かせ、差別されることなく、人間として心身共に豊かに生きていくことをのできる生活が保障された社会を実現することを目的とする。
願い
(1)生活に困窮した人の命と生活を助けたい・守りたい・支えたい。その願いをもってお一人お一人を 尊重し、誠心誠意、お一人お一人に関わり続ける。 (2)孤独にさせない、ひとりにはさせない。ひとりではないことを感じてほしい。共に歩む仲間がいることを知ってほしい。その願いをもって共に歩み続ける。 (3)お一人お一人がそれぞれに与えられた人生を自立して歩まれることを願い、その道を共に考え、それを支え、そのために共に歩む。 (4)すべての命を皆が尊重し大切にし、その命を皆で守り、助け合いながら、支援していく。
運営方針
(1)国・県・市の公的事業を受託する意味を受け止めつつ、民間NPOにできることを追求していく。
(2)運営の主体である理事会と事務局、そして現場で支援する支援者・ボランティアが常に話し合い、より良き支援活動を模索し、それを実行していく。
活動方針
(1)「支援者と相談者」ということではなく、同じ「人と人」として接しながら、支援していく。
(2)常にお一人お一人の人間としての尊厳を心に留めつつ、お一人お一人を尊重し、お一人お一人が自分らしく生きていく道を共に求めながら支援していく。
(3)支援する者たちが互いを尊重しつつ、互いに学び合い、助け合い、支え合いながら共に成長していくような支援を喜びをもってしていく。
団体概要
1.概要
名称 「特定非営利活動法人 ホームレス支援久留米越冬活動の会」
結成 1992年1月 「久留米越冬の活動の会」として発足
設立 2006年9月
所在地 久留米市原古賀町20-1 レディバード105号
電話番号 0942-35-1523
2.理事会
理事長・代表: 寺﨑 繁
副理事長・副代表 秋永好晴
理事 溝上哲郎
古賀敏久
監事 蓮原耕児
相談役 吉田晃兒
山本耕之
3.社員総会
社員総会は正会員をもって構成するもので、解散、合併の他、運営に関する重要事項を決議です。事業年度1回開催する通常総会のほか、必要な場合は臨時総会も開催します。
4.規模概要
正会員 20名
準会員 5名
職員 4名
ボランティア 20名