自立支援

住居設定・入居支援

 越冬活動の会は「一人でも多く路上からの脱出を!」をスローガンとして生活保護申請や入居支援を行っています。

 厚労省の全国実践調査の報告によると、ホームレス(路上、野宿)の方たちの多くは、公園(33%)河川(26%)で生活し、生活期間は3年未満(34%)5年以上(35%)と、年齢が上がるに伴い路上生活の期間が長くなり「今のままでいい」と回答されている方が増えています。

 私たちの会は、こうした方々に月ごとに公園での炊出しを行い、野宿生活や車上生活をされている場所へ出向き、お一人お一人に向き合いともに悩みます。それから、行政や関連機関と連携し支援プログラムの作成、シェルターでの緊急保護、シェアハウス(共同生活)の体験、自立に向けての第1歩である住まいの提供などを行っています。

生活保護申請

 生活保護は「生活保障」です。困ったときは申請してください。私たちは、困窮した方々が安心して生活できるよう、生活保護の申請のお手伝いを行っています。

 私たちの会は基本的人権を尊重し、すべての人が差別することなく最低限の生活をおくることができる社会を目指しています。

 生活保護は「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」憲法25条に基づく制度です。困った時はまず相談してください。

私たちは「助けて!」と言える世の中を目指しています。

就労支援

 必要に応じて、社会生活に必要な生活習慣を身に着け、一般就労に向けた準備を整えることができるよう、就労準備支援を行います。

 私たちNPOでは、様々な関係機関や企業と連携を図り、その方が就労継続できるよう、就労支援を行っています。労働意欲が持てない方は、少しずつ就労準備ができるよう、お手伝いさせて頂きます。

諸手続きの同行・代行

 相談者の方の今現在もっている特性や資格、稼働能力などを考慮しつつ、自立に向けてNPO専従スタッフが支援プログラムを作成し伴走してゆきます。

一人で悩まず!早い相談が解決の近道。まずはお電話でも、気軽にご相談ください。

〈例〉

 ① 路上からの脱却(住所の設定)

 ② 検診(久留米市の指定病院)

 ③ マイナンバーカードの申請(現在の久留米市では申し込みから手元に届くまで1ヵ月です)

 ④ ご自身の年金履歴の確認

 ⑤ コロナワクチン接種の有無

 ⑥ 車上生活車(無保険車)に於いては解体業者との連携

 ⑦ 借金・債務の有無、法テラスとの連携

 ⑧ 一時緊急保証施設(シェルター)の入居

 ⑨ 就労支援